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今回は営業職でなく、スーツを着用する人に「ネクタイを味方にする方法」をお伝えしたいと思います。
私はネクタイが好きで、暑い夏の日もつけていられるほどです。
営業時代は、商談の中身に合わせて、ネクタイを選んで変えていました。
ネクタイができることはそこまで大きくありませんが、
お守りのような効果もあるので、ご紹介します。
【営業マナー】実はネクタイには礼儀のランクがあります
リクルートの新人研修のときに、ネクタイには「礼儀ランク」があると知りました。ネクタイには、柄にランクがあったのです。
結論から申し上げると、こんなランクです。
ネクタイの柄別「礼儀ランキング」
- 無地
- 水玉
- 小紋柄
- ストライプ柄やチェック柄
割とネクタイといえば、チェック柄などが購入しやすいですが、基本は無地となります。説明していきます。
フォーマルの基本は「無地」
無地のネクタイは、最も礼儀正しいものになります。
1つ利点としては、どのスーツにも合わせやすいという点が挙げられます。
特に紺色、えんじ色で、素材がシルクのネクタイが代表的な無地のネクタイです。
水玉模様のネクタイもフォーマル
水玉模様のネクタイはフォーマルな場面で着用しても問題ないとされています。
無地の次にフォーマルなネクタイといえます。
水玉の大きさも様々ですが、小さい水玉のほうがよりフォーマルとされています。
無地が正統派の礼儀タイプだとしたら、水玉柄は少し遊び心がある華やかさがあるタイプです。
小紋柄もフォーマルといえる
水玉のような配置の柄で、キャラクターや水玉以外の模様が施された柄もありますが、そちらは「小紋柄」といいます。
小紋柄もフォーマルなネクタイといえます。
水玉模様と同様で、その柄の大きさが小さければ小さいほど、よりフォーマルとされています。
チェックやストライプはカジュアルネクタイ
よく流通しているチェック柄やストライプ柄のネクタイは、実はフォーマルの場にあまり適していません。
ストライプ柄は、もともと学生や軍服に用いられることが多い柄です。
例えば、高校生の制服のネクタイはストライプ柄ですよね。
そんな背景もあって、フォーマルというよりカジュアルなネクタイといえます。
礼儀を意識するのであれば、商談の場では、無地か水玉、小紋柄にしましょう。
ネクタイで願掛け
私は以上の理由から、無地のネクタイがほとんどで、たまに水玉・小紋柄がある程度で、チェック・ストライプ柄は持っていません。
無地のネクタイをスーツ屋さんをはしごして探しましたが、意外となかった印象です。ネットで買ったほうが早そうです。
私は無地のネクタイを多く持っていますが、色のバリエーションを豊富にそろえています。そして、場面場面で色を変えるよう意識していました。
暖色、寒色などがあるように、色は「相手に与える印象を少しコントロール」することができます。
色がそれぞれどんな印象を与えるかをお伝えしていきます。
赤色=熱意
赤色は「熱意」「積極的」「勝負」「情熱」という印象を与えます。
商談すべて大事ですが、その中でも勝負所では、
赤を身に着けていくと良いです。
私も大型案件の日、成約が重要な日は赤い無地のネクタイを着用しました。
青色=冷静
青色は「冷静」「知的」という印象を与えます。
冷静に物事を運んでいきたいとき、
または相手に説明をする場面などにおすすめな色です。
青といっても、紺に近い、暗めの青が良いです。
私は、謝罪の場面や求人広告で効果が出ていないお客さんへ会いに行く際は、青を身に着けていました。
効果が絶大にあるかというと微妙ですが、何となく分が悪い状況で華やかな明るい色のネクタイをしていくことはしませんでした。
黄色=元気
黄色は「元気」「フレッシュ」な印象を与えます。
新人や印象を残したいときに良いです。
なかなか黄色のネクタイをしている人はいないので、
新規開拓営業などで、「ああ、あの黄色いネクタイの営業か」と覚えてもらうのにいいかもしれません。
緑色=協調性
緑色は「安定」「安らぎ」「調和」の印象を与えます。
社内の会議やチームで動くときなど、まとまりを持たせたいときに有効といえます。
私、個人的に緑が好きだったので、割と意味もなく着用することが多かったです。
灰色=落ち着き
灰色は「落ち着き」「上品」な印象を与えます。
なんとなく大人っぽい雰囲気をまとわせたいときにおすすめです。
自分は持っていますが、まだあんまり付ける場面がありません。
ピンク色=優しい
ピンク色は「優しい」「愛らしい」、そんな印象を与えます。
私は勇気がなく、ピンクのネクタイは持っていません。(笑)
いつか身に着けてみたいですが、いつになることやら。
前提として、スーツとネクタイはセット
色の印象、いかがだったでしょうか。
自分の人相や体形によっては、身に着けることに気が引ける色もあると思います。
ただ、前提として、スーツとネクタイはセットで考えるものになります。
例えば、高級なスーツに100円均一のネクタイを合わせる、というアンバランスはやはりアンバランスな雰囲気になってしまいます。
片方だけの単体で考えるのではなく、スーツとネクタイのお互いのバランスも見ながら選ぶと、とてもまとまりがある風貌となります。
スーツやネクタイも値段がピンキリなので、また別の記事でお勧めについてご紹介します。
まとめ
ネクタイ1つで、相手に与える印象はがらりと変わります。
とりあえず無地のネクタイをお勧めします。
色は3色から5色あるといいかなと思います。
その日の気分や、どう動きたいかを意識して、毎朝のネクタイ選びをしてみては?