前回の記事で、営業職からの転職に良い時期のお伝えだけしました。
皆さんは営業を始めてどれくらい経ちましたか?5年・10年と続く方、1年で辞める方、思ったより辛くて3 ... 続きを見る
何歳まで営業を続けるべき?実体験に基づく良い転職時期①
お伝えした結論はこちらでした。
独身なら35歳、所帯持ちなら30歳です。
さらに細かい条件・状況が3つあります。
- 独身なら必ず功績を証明できるものを残すこと(ないなら30歳)
- 所帯持ちも功績を残し、できたらヘッドハンティングを待つこと(功績ないなら28歳)
- 大手への就職より、中小企業で上を目指すこと
前回の記事では、仕事の三大要素(収入、職場環境、スキルアップ)のどの志向に自分が当てはまるか、という話をしました。
今回は掲げた転職時期について、詳しく書いていきます。参考になれば幸いです。
Contents
何歳まで営業を続けるべき?実体験に基づく良い転職時期②
私は転職には良いタイミングがあると思っています。
5年先、10年先を考えた時に、「転職すべきは今だ」と踏ん切りをつけられるか。
それとも今のキャリアを捨てきれず、何だかんだ定年まで続けていくのか。
そのタイミングに行動できるかどうかが、鍵を握ります。
転職のメリットとデメリット
転職にはメリットとデメリットがあるため、並べてみます。まずはデメリットです。
デメリット
- 仕事の三大要素のどれかが低くなる
- 社歴0の新人から始まる
- 新しい仲間と関係性を築く必要がある
収入、職場環境、スキルアップのどれかを選んでの転職だと思うので、全てが向上したら最高ですが、だいたいはどれかのステータスが下がります。
私の転職した当時は、職場環境の中の「残業なし」を獲得し、収入が下がりました。
また、もちろん新しい職場ですから、新人から始まります。転職した年齢によっては、年下上司も多いかもしれません。
その環境に納得できるか、がポイントです。
コミュニティが変わるので、人間関係の構築も1からとなります。序盤は気を使うでしょうね。
続いてメリットです。
メリット
- 前職の不満が解消される可能性が高い
- 自分の地位を1から作ることができる
- 新しいスキルを身につけられる
転職は次の職場に何か魅力を感じるからできるわけなので、なにか今の不満が解消されるに違いありません。
職場が遠かったが近くなる、
給料が前よりも上がる、
学びたいスキルを勉強できる、などです。
また、評価がフラットな状態から始まります。
前職までの功績は良いステータスとなり、前職までの失敗もあまり関係ない状態になります。
よって、そこからの頑張りで、出世も期待できます。
さらに、職場が変われば、やり方や以前と異なるビジネスを経験できるので、自分のできることの幅が広がるでしょう。
営業職からの適切な転職時期は30歳?35歳?
年齢について、触れていきたいと思います。
私と同じ、男性の営業職の方のイメージで話を進めます。
残す功績はできたら個人のもの
冒頭に書きましたが、営業時代に功績を残したかどうかは重要だと思っています。
功績にも種類がありますが、チームやグループでなく、個人の功績です。
なぜなら、MVPを獲得できた自分の成功体験が何よりの自信を持たせてくれるからです。
結果はもちろんですが、きっとその功績にたどり着いたプロセスが評価されます。1つのことをとことん追求した証ですから。
その功績を認めてもらえれば、独身の方なら35歳、奥さん・お子さんがいるなら30歳でも、良いポストを狙える転職ができると思います。
功績を認められて、入社初めからいいポジションである、またはそこまであがることがほぼ確定的であることが理想です。
功績がないなら馬が合う社長の会社から誘われたい
これといって抜きん出た結果を出せないまま、転職を希望する場合もあると思います。
むしろ、賞をとる人はわずかと思えば、功績を残すどころか、心身ともに疲れてしまっての転職も多いはずです。
営業職のメリットは「多くの人に出会える」点です。
B to Bの営業であれば、企業がお客さんなので、取引先にいい会社・相性の良い社長がいたら、雑談含めた話をたくさんしましょう。これで誘ってもらえたら、良い転機です。
B to Cの営業であれば、一般家庭がお客さんなので、話が合う顧客と馬が合ったら、一緒に働けないか、持ちかけるのもアリです。
奥さん&子供あり・なしで分けている理由
ちなみに、家族がいるかどうかのステータスで若干分けているのは、収入ステータスの縛りがあると思っているからです。
自分にも子供がいますが、やはり養っていくのに必要最低限の収入が必要だと感じています。
よって、功績があるとはいえ、一度は多少給与の凹みがある場合、年齢は若いに越したことはありません。
考え方は「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」
これは私の好きな四字熟語です。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」が元で、意味はこちらです。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」
大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよい。
大企業の末端として働くのではなく、中小企業の上層部を狙ったほうが良い、と思うのです。
転職の年によりますが、30歳近くなっていたら、出世が早いほうが良いので、自分のスキルを求めている中小企業に転職し、上を目指すことをお勧めします。
まとめ
一度きりの人生です。
会社にこき使われるのではなく、自分の考えで行動し、人を使うポジションにいきたいものです。
そのための決断をするのは、今かもしれません。