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営業は目標があり、それが数字で表されるので、評価するほうもされるほうもわかりやすいのが特徴です。
その分、心労も大きなものとなります。
私も営業時代、辞めていく仲間を何人も見送ってきました。痩せていく人もいました。
仕事でのストレスにどう立ち向かうか、またその受け止め方をお伝えしていきます。
営業のストレスで無気力、嘔吐、頭痛…治すための1思考と2行動
営業のストレスには、下記のような種類が考えられます。
ストレス種類
- 目標未達ばかり
- お客さんからの否定
- 売ることが正義かわからない
1つずつ説明をしていきます。
目標が達成できない=上司、仲間からの目
売上目標やノルマに対して、未達成が続くと、やはり人の目が気になってしまいます。
あと、こんな風に考えてしまうことも。
そして、残業三昧になります。遅くまでやることがせめてもの行動だと思ってしまいがちです。
そうすると心労だけでなく、体力的にもつらくなります。
商品ではなく、自分の価値が低い気がしてしまう
「いらないって言ってるだろ!」と罵声を受けたり、
「買ったけど、全然効果ないじゃないか!どういうことだ!」と、否定をされたり、お客さんからご意見を受けることも多いのが営業です。
すべて受け止めていると、自分が否定されているように感じてしまいます。
「何のために売ってるんだっけ…」
仕事だから売らなければならないですが、そこに何らかのやりがいを見つけていないと、
売ることに何の意味があるのかわからない、
と思ってしまうこともあります。
ここまでくると、今の仕事に価値を感じなくなります。
どれも深刻なストレスです。
あまりにもひどいと、頭痛や吐き気、無気力となり、
結果的に鬱(うつ)を患ってしまうこともあります。
ここで重要なのは「考え方」とそれに基づいた「行動」です。
私もストレスで体重5キロ減/月…。
私の実体験からお話しすると、売れない時代に1か月で5キロくらい痩せました。
入社して、2か月から4か月にかけての間のことです。
初めて降ろされた目標に対して、まったくと言っていいほど達成できていませんでした。
毎週、売上目標の20%くらいだったと思います。
行動が足りないのか、その質が悪いのか、
どう動けばいいのか、売るとはどういうことなのか、
相当考え込んだと思います。
家に帰ると奥さんにも、
「仕事、辞めたら?」と毎晩のように言われていました。
私が復活したきっかけは「自分を変えたくて」
そもそも営業職への転職の目的は、「自分を変えたい」でした。
塾と違う昼間の仕事をしたいというものもありましたが、
営業は大変そうという印象はあったので、そこで自分が成長できるかもしれないと思っていました。
ところが結果はズタボロで、上司にものすごく叱られました。
「お前は、今まで一所懸命にやったことがあるのか?」
私はこの言葉に非常に納得感がありました。
八方美人で、なんとなく世の中を渡ってきた自分には、
「まったくその通りだ…。」としか思えませんでした。
そして、変わっていき、結果的にその数か月後にMVPです。
このように這いあげることができたその秘訣は、
たった1つの考え方と2つの行動でした。
あなたを救うたった1つの考え方と2つの道
まず、その1つのマインドです。
ストレス解放思考
その仕事ができなくても死なない
次に、このマインドには2つの行動の道があります。
- だから、必死にとことんやってみる。
- だから、違う道を選ぶ。
まず、その仕事ができなくても、生きていけます。
「死ぬ気で」仕事をしても、死なないです。
「だったらとことんやってやろう!」と、貪欲に行動し続ける方法が1つ。
または、「別にその仕事を続ける必要はない」と、戦うフィールドを変える方法が1つ、です。
行動、行動、迷わず進む「行動の道」
1の行動は、今の状況を逆境で跳ね返せる人向けです。
誰しも、跳ね返せると私は思っています。
例えば、電話掛けなら、バンバンしましょう。
1日100件掛けると決めたら掛けるんです。
そして、売り上げに繋がったかどうかはさておき、
そんな自分を認めてあげてください。褒めてください。
自己肯定感を持たせることが、今の状況から抜け出せるコツです。
転職、それは逃げではなく、「賢明な道」
どうしても辛かったら仕事を変えましょう。
今の世の中、求人数は溢れかえっています。
あなたに合う仕事があるはずです。
身を削ってまでやる仕事かどうか、考えてみましょう。
まとめ
私はまず「1」を選び、次に「2」を選びました。
その結果、良い職に巡り合えました。
あの時の貪欲に行動した経験は私の自信になっており、
結果を残して転職をしたことで、ステータスが上がったとも感じています。
どちらを選択しても良く、大事なのは考えているだけでなく、
「行動」に移すことです。